リクガメ

ホルスフィールドリクガメ(20cm):ヨツユビリクガメ、ロシアリクガメとも。草食性。比較的飼いやすい。
ギリシャリクガメ(15~30cm):ギリシャのモザイク模様から命名。草食性。比較的飼いやすい。
ヘルマンリクガメ(20cm):ヒガシとニシヘルマンがいる。草食性。比較的飼いやすい。
マルギナータリクガメ(25~40cm):フチゾリリクガメとも。草食性。比較的飼いやすい。
エロンガータリクガメ(30cm以上):草食傾向の強い雑食性。比較的飼いやすい。
エジプトリクガメ(12cm):小型で人気があったが、現在はワシントン条約Ⅰに指定され入手困難。草食性。
ソリガメ(25cm):オスは首の下の腹甲板が前に出てくる。肉食傾向が強い雑食性。かなりの希少種。
インドホシガメ(25~30cm):メスがオスよりも大きくなる。草食性。飼育は難しい。
パンケーキリクガメ(20cm):平らで薄く軟らかい甲羅が珍しい。草食性。飼育は比較的難しい。
クモノスガメ(12~15cm):マダガスカル島にのみ生息する小型のカメ。草食性。
ヒラオリクガメ(12~15cm):マダガスカル島にのみ生息する小型のカメ。草食性。飼育は難しい。
ベルセオレガメ(22cm):背甲の後方1/3ほどに蝶番がある。雑食傾向の強い草食性。
ナタールセオレガメ(15cm):ベルセオレガメの近種。雑食傾向の強い草食性。
ケヅメリクガメ(76cm):尾の付け根にケヅメ状の突起があることが特徴。
ヒョウモンガメ(65cm):美しいヒョウ柄の模様が特徴。草食性。
ホウシャガメ(50cm):ワシントン条約Ⅰに指定。放射状のラインが特徴。草食性。
アカアシガメ(40~50cm):四肢に赤色の鱗があるのが特徴。雑食性。
キアシガメ:(60cm以上):四肢に黄色の鱗があるのが特徴。雑食性。
アルダブラゾウガメ(120cm以上):ガラパゴスゾウガメに似る。リクガメの中では最大種。草食性。


ナタールセオレガメ

ナタールセオレガメ

分布:モザンビーク
大きさ(甲長):15cm
特徴(外見):ベルセオレガメの近種。後ろ足の裏側に爪のような鱗がある。
環境(自然下):乾燥した草地、湿った森林など幅広く生息。
温度・湿度:環境温度は昼25℃、夜は22℃。ホットスポットは30~35℃。
食性(エサ):雑食傾向の強い草食性(落ち葉、キノコ、果物、ナメクジなどを食べている)。野菜を中心に果物、肉類、昆虫などを与える。餌付くまでは熟した果物や動物性のものを与える。
アドバイス:個体によって乾燥、多湿の好みが分かれる。2つの環境を作って居心地のよい方で確定する。

リクガメは大きさも飼育の難易度もさまざま。小さいからといって飼育が易しいとは言えないようです。また生息地も温帯から熱帯・亜熱帯まで分布し、乾燥した環境を好むものや多湿を好む種類もいます。さらに食性も草食性から雑食性まであることから、エサの工夫も必要ですね

ホルスフィールドリクガメ

ホルスフィールドリクガメ分布:ロシア(カスピ海東側)、アフガニスタンなど。大きさ(甲長):20cm特徴(外見):四肢のツメが4本ある。リクガメの中では甲羅は平たい部類。別名(亜種):別名ヨツユビリクガメ、ロシアリクガメとも。環境(自然下):砂漠地帯、ステップ地帯、乾燥地帯などに生息。関東以南では屋外飼育や冬眠も可能。温度・湿度:環境温度は昼25℃、夜は22℃。ホットスポットは30~35℃。湿度30~50%。食性(エサ):草食性。野菜や野草を与える。アドバイス:比較的飼いやすいが、個体の産地で生活環境が異なる。乾燥した環境を保つ

ギリシャリクガメ

 

 

分布:南ヨーロッパ、西南アジア、北アフリカなど。大きさ(甲長):15~30cm特徴(外見):ギリシャのモザイク模様から命名。後肢の付け根にケヅメ状の鱗がある。別名(亜種):トルコギリシャリクガメなど。環境(自然下):低木の密集地帯に生息。冬は茂みに穴を掘って冬眠する。温度・湿度:環境温度は昼25℃、夜は22℃。ホットスポットは30~35℃。湿度30~50%。食性(エサ):草食性。野菜、野草、干し草を与える。アドバイス:比較的飼いやすい。乾燥した環境を保つ。

 

マルギナータリクガメ

分布:リビア、南イスラエル、エジプトなど。大きさ(甲長):12cm特徴(外見):尾の先にトゲのような鱗がある。環境(自然下):乾燥地帯に生息。温度・湿度:環境温度は昼25~28℃。ホットスポットは30~35℃。湿度30~50%。食性(エサ):草食性。野菜や果物を与える。細かく刻んで与えるとよい。アドバイス:乾燥した環境を保つ。飼育は難しい。ワシントン条約Ⅰに指定。入手困難。

 

エロンガータリクガメ

エロンガータリクガメ分布:中国南部、インド北部、マレーシアなど大きさ(甲長):30cm以上特徴(外見):甲羅の色は地域によって変わる。成体では長方形に近くなる。環境(自然下):高地の森林に生息。森林にいるので薄暗い方が活発。温度・湿度:環境温度は昼25℃、夜は22℃。ホットスポットは30~35℃。湿度60~80%。食性(エサ):雑食傾向の強い草食性(植物や熟したバナナ、マンゴー、パパイヤ、ナメクジ、昆虫を食べている)。アドバイス:比較的飼いやすい。乾燥にも強いが、多湿の環境を保つ。

 

エジプトリクガメ

分布:リビア、南イスラエル、エジプトなど。大きさ(甲長):12cm特徴(外見):尾の先にトゲのような鱗がある。環境(自然下):乾燥地帯に生息。温度・湿度:環境温度は昼25~28℃。ホットスポットは30~35℃。湿度30~50%。食性(エサ):草食性。野菜や果物を与える。細かく刻んで与えるとよい。アドバイス:乾燥した環境を保つ。飼育は難しい。ワシントン条約Ⅰに指定。入手困難